| 春 |
|---|
| 故郷やどちらをみても山笑う 『山笑う』 |
| 海原や夜に入りてから風光る 『風光る』 |
| 夏 |
| 一匙のアイスクリムや蘇る 『アイスクリム』 |
| 麦の秋老婆遠方より来る 『麦の秋』 |
| 今年は時序の正しき梅雨の入り 『梅雨の入り』 |
| 夏嵐机上の白紙飛びつくす 『青嵐』夏嵐 |
| 梅雨晴れやところどころに蟻の道 『梅雨晴れ』 |
| カナリヤの卵腐りぬ五月晴 『五月晴れ』 |
| 『』 |
正岡子規の俳句を素に
ギャ句゛作らせていただきました
『ギャ句゛』をクリック・タップすると
その俳句の 読み方と ギャ句゛
をごらんいただけます
楽しんでいただけたら幸いです
『あ』行
あたたかな雨が降るなり枯葎
正岡子規 ギャ句゛
あめりかの波打ちよする霞かな
正岡子規 ギャ句゛
ある時は背中へ入れる懐爐哉
正岡子規 ギャ句゛
井のそこに沈み入りけり桐一葉
正岡子規 ギャ句゛
うつかりと元日の朝の長寢哉
正岡子規 ギャ句゛
鶯の鳴きさうな家ばかりなり
正岡子規 ギャ句゛
鶯や木魚にまじる寛永寺
正岡子規 ギャ句゛
江の嶋は亀になれなれけふの月
正岡子規 ギャ句゛
えらい人になつたさうなと夕涼
正岡子規 ギャ句゛
恐ろしき夢見て夏の夜は明けぬ
正岡子規 ギャ句゛
『か』行
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
正岡子規 ギャ句゛
『さ』行
禅寺の門を出づれば星月夜
正岡子規 ギャ句゛
『た』行
竹切りにどこまでいかん春の風
正岡子規 ギャ句゛
堂の名はみな忘れけり春の風
正岡子規 ギャ句゛
どんよりと青葉にひかる卯月哉
正岡子規
ギャ句゛
『な』行
何として春の夕をまぎらさん
正岡子規 ギャ句゛
寝るひまもあつてうれしき二月哉
正岡子規 ギャ句゛
のどかさや杖ついて庭を徘徊す
正岡子規 ギャ句゛
『は』行
半鐘の音する夜の寒さかな
正岡子規 ギャ句゛
日に烏それがどうして春の朝
正岡子規 ギャ句゛
びろうどの青きを好む懐炉かな
正岡子規 ギャ句゛
藤の花長うして雨ふらんとす
正岡子規 ギャ句゛
『ま』行
紫のふつとふくらむ桔梗かな
正岡子規 ギャ句゛