冬・春
関守の火鉢小さき余寒かな
春
春惜しむ人や榎にかくれけり
夏
短夜や枕にちかき銀屏風
風鈴や花にはつらき風ながら
山々を低く覚ゆる青田かな
与謝蕪村の俳句を素に
ギャ句゛作らせていただきました
『ギャ句゛』をクリック・タップすると
その俳句の
季語・読み方・単語の意味と ギャ句゛
をごらんいただけます
楽しんでいただけたら幸いです
『あ』行
雨乞いの小町が果てやをとし水
与謝蕪村 ギャ句゛
凧きのふの空のありどころ
与謝蕪村 ギャ句゛
遅き日や谺聞ゆる京の隅
与謝蕪村 ギャ句゛
斧入れて香におどろくや冬木立
与謝蕪村 ギャ句゛
『か』行
乾鮭や琴に斧うつ響あり
与謝蕪村 ギャ句゛
寒月や門なき寺の天高し
与謝蕪村 ギャ句゛
骨拾ふ人に親しき菫かな
与謝蕪村 ギャ句゛
『さ』行
しののめに小雨降り出す焼野かな
与謝蕪村 ギャ句゛
蜀の火を蜀にうつすや春の夕
与謝蕪村 ギャ句゛
『な』行
菜の花や月は東に日は西に
与謝蕪村 ギャ句゛
『は』行
春風や堤長うして家遠し
与謝蕪村 ギャ句゛
春の海終日のたりのたりかな
与謝蕪村 ギャ句゛
春の暮家路に遠き人斗
古河の流れひきつつ種浸し
『ま』行
水ぬるむ頃や女のわたし守
与謝蕪村 ギャ句゛
むくつけき僕倶したる梅見かな蕪村